平成18年に探偵業法が施行され悪徳探偵が駆逐されました。
以前の探偵というと、『探偵です』と名乗れば探偵でした。
それなりの名刺を作れば、探偵業が始めることが可能でした。
それ以前といえば
企業相手に『あなたの会社に信用調査の依頼があった』
そんなトークで企業訪問をし、『特別によい報告をするので』と高額な企業年鑑や新聞(企業や行政の批判記事を掲載)を売りつける手法。
はたまた、ラブホテルの出入する人物の写真や№プレートから尾行や調査をし
揺するものもありました。
今では、探偵業では勝手に他人の戸籍などは取得できませんが
その当時は、個人情報保護法もなく、誰もが戸籍や住民票、車検証などを委任状があれば取れた時代です。
探偵業法施行後は
1.他人の依頼を受けて
2.特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として
2.面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い
3.その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいいます。
また、探偵業を始めるにあたり、管轄する警察署(生活安全課)を経由して、県の公安委員会に届出をしなければなりません。
その他、様々な条件を審査され初めて営業が可能となるのです。
ダーティーで黒いイメージを持つ方も多いかとは思いますが、公安委員会の監視付きですので
安心して利用してくださいね。